日メコン首脳会議:5カ国に6000億円のODA拠出合意



日本・メコン地域諸国首脳会議の前に記念撮影する各国首脳。(左から)カンボジアのフン・セン首相、ラオスのトンシン・タンマヴォン首相、野田佳彦首相、 ミャンマーのテイン・セイン大統領、タイのインラック・シナワット首相、ベトナムのグエン・タン・ズン首相=東京都港区の迎賓館で2012年4月21日午 前8時53分、代表撮影

日本とメコン川流域5カ国による「日メコン首脳会議」が21日午前、東京・元赤坂の迎賓館で開かれた。5カ国が加盟する東南アジア諸国連合 (ASEAN)が15年に共同体を発足させることを念頭に、国境をまたぐ幹線道路の整備など5カ国の連結の強化や経済成長を促す基盤づくりのため、日本が 今後3年間で約6000億円の政府開発援助(ODA)を供与することなどを盛り込んだ「日メコン協力のための東京戦略2012」を採択した。

会議には、野田佳彦首相のほか、フン・セン首相(カンボジア)▽トンシン首相(ラオス)▽テインセイン 大統領(ミャンマー)▽インラック首相(タイ)▽ズン首相(ベトナム)−−が出席。野田首相は冒頭、「メコン地域の開発と発展は東アジアの発展と安定の鍵 だ。我が国のメコン地域重視の姿勢は不変で、今後も成長と繁栄を共有する環境を整備していくつもりだ」と語った。


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情報提供:mainichi.jp

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